FileMakerでできること

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FileMakerの基本的な機能と特性

FileMakerは、低コーディングの開発環境として知られ、特定のクライアントソフトを使用してオリジナルのアプリケーションを構築することが可能です。作成されたアプリをサーバ上に配置することで、多数のユーザーが集中的に管理されているデータに簡単にアクセスすることが可能になります。

FileMakerのサーバ向けのオプション

FileMakerは、主にサーバ向けとクライアント向けの二つのカテゴリーから成り立っています。サーバ側のオプションとしては、「FileMaker Server」と「FileMaker Cloud」の2つが挙げられます。FileMaker Serverは、オンプレミス環境専用の製品で、対照的にFileMaker Cloudは、クラウドベースのサービスとしてAWSの東京エリアに設定されています。クラウドの使用が許可されていない組織はFileMaker Serverを、またリモートアクセスが必要な組織はFileMaker Cloudを選ぶことができる設計となっています。

クライアントソフトの種類と特徴

クライアントソフトとしての選択肢は、「FileMaker Pro」、「FileMaker Go」、そして「FileMaker WebDirect」の3つがあります。FileMaker Proは、高度なカスタムアプリ開発が行えると同時に、低コーディングの開発機能も有しています。また、クライアントとしての機能もサポートされています。

FileMaker Goは、クライアント専用のアプリケーションで、現在iOSデバイスのみに対応。FileMaker Proで開発されたアプリをiOS上で使用でき、App Storeから無償で取得することが可能です。特筆すべきは、FileMaker ServerやFileMaker Cloudへのオンライン接続モードと、独立して使うオフラインモードが存在する点です。

FileMaker WebDirectについては、製品そのものというより、FileMaker ServerやFileMaker Cloudの追加機能と捉えられ、これを通じて各種デバイスのWebブラウザからサーバ上のアプリにアクセスできます。

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